現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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『君に届け』:私たちはこの地点から語りかける

『君に届け』(2009年11月現在放送中)

■『君に届け』ではキャラクターの聖性がまぶしい。さわこ(さだこ)がその究極系のマリアとして君臨するが、他の主要登場人物も聖なるオーラを帯びているのだ。

■この「聖性」は何か?これを考えたときに、『君に届け』がさだこという極端に他人とコミュニケーションをせずに育ってきたという設定が与えられていることに注目したい。つまり、さだこは高校生という設定だが、実際は小学校に入りたての子供程度のコミュニケーション経験しかないという設定である。

■これはつまり、「こうすればわかりあえる」、もしくはその一歩が踏み出せるということを『君に届け』が戯画的に描いているということなのだ。そこにはさだこの聖性、そして他者への信頼感などなど、保育所か小学生低学年がもっているコミュニケーションの無垢さが表現されている。本作が人気を博しているのも、この点、つまり、複雑化して「空気などを読まねばならない」社会に対して、『君に届け』は過去に誰もが経験したであろう「聖なるひととき」を再現し、再度繰り返している点にあるのだろう。

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テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/11/26(木) 02:38:12|
  2. 君に届け
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批評によって「アニメをより面白く」がモットーです。
色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

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