現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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人と人の間にあるものは何か?『創星のアクエリオン』

『創星のアクエリオン』(河森正治監督、2007年)

■TVシリーズ『アクエリオン』とは、設定のほとんどを引き継ぎながらも作品の放つメッセージが、DVDシリーズは少し異なっている。ここで問われているのは、ズバリ「人と人の間にあるもの」だ。この問いの答えは本作品内にあるのでここでは書かないが、アクエリオンの特徴としてアニメーション特有のフィクション性が本作品の神話世界によって強調される。その逆にこのメッセージの呼びかけはいやに現実味を帯びることとなる。

■このフィクショナルな世界からのリアルな問いから何かを感じ取れたなら、TVシリーズも激しくお勧めする(DVDから観始める人は稀有だと思うけども)。また、『アクエリオン』とは「フィクション」と「問い」の距離感は違うが、同じ河森作品で『アルジュナ』なども比較してみると面白いかもしれない。

本ブログ内記事:
『創聖のアクエリオン』
『地球少女アルジュナ』

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テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/12/28(金) 23:52:56|
  2. 創聖のアクエリオン
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「合体」というコミュニケーション:『創聖のアクエリオン』

『創聖のアクエリオン』(河森正治監督、2005)

■この作品の神話的な世界設定は、まさにアニメ的想像力を使って時空スケールを十分に描き出されたものであるといってよい。

■本作品は、『エヴァンゲリオン』的セカイ観へのひとつの応答となっている。エヴァは三体のロボットを三人のキャラが操縦し、交わり対立しあいストーリーが進んでいった。そして最後に主人公の碇シンジに綾波レイとのセカイかアスカとのセカイかを選択させたところに(映画の)結末があったことは多く指摘されている。

■『アクエリオン』では、もともと三体のマシンが三様に合体することに特徴がある。これは、三人によってしか創造することができないセカイを象徴する。ストーリーは主に、「合体する」ことをめぐって各登場人物が互いに衝突しあったり、触れ合ったりする。この点が設定の始まりから『エヴァ』との大きな違いであり、これが「セカイ」をめぐる解釈にも影響を与えている。

■セカイは「わたし(一人称)」から「わたしときみ(二人称)」へ、そして『アクエリオン』では三人称的セカイが描き出されている。「自分」と「ある他者」との関係を繋いでくれるのもまた「別の他者」なのだ。

他に参照:「現代アニメの出発点としてのエヴァ考」

テーマ:映像・アニメーション - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/06/23(土) 08:40:13|
  2. 創聖のアクエリオン
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批評によって「アニメをより面白く」がモットーです。
色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

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