『ソウルイーター』(五十嵐卓哉監督、2008年8月現在、18話まで放送中)
★視点・補助線
・ソウルイーターの空間描写の特性とは何か?
・魂に届くメッセージはいかに放たれているか?
■ボンズの送る2008年の長編力作が『ソウルイーター』だ。各回の最初に述べられるように「健全な魂は健全な肉体と健全な精神に宿る」というのが大きなテーマである。
■作中ではまさに観る側の「魂」に語りかけるようにストレートにメッセージが放たれていく。特に強い心とは何か?弱い心とは何か?が象徴化されて繰り返される。だからといって、単調でもまた重い感じでもない。ポップな画面や会話のやり取りが行われるということも、それに寄与しているが、とりわけ画面の流れ方が視聴者を惹きつけるし、同時にメリハリがあって集中して鑑賞できる作品である。
■まだ18話であり、おそよ残り三分の二ほどがあるのでストーリー面では、大化けするか停滞するかまたは下降線をたどるかは不明であるが、画面のメリハリだけに頼る構成を超えてストーリー面での深みが増せば本当にすばらしい作品になるだろう。とにかく、2008年度のいずれかのアニメ賞に名を連ねる可能性はある。もちろん、賞が全てではないし、賞を獲る作品が必ずしも素晴らしいというわけではないのだが。
テーマ:ソウルイーター - ジャンル:アニメ・コミック
- 2008/08/09(土) 00:06:06|
- ソウルイーター
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