現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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歌い踊るアニメオープニングの比較:『けいおん!』『バスカッシュ!』『夏のあらし!』その他

『けいおん!』(山田尚子、2009.4-、TBS系)
『夏のあらし!』(新房昭之、2009.4-、テレビ東京系)
『バスカッシュ!』(板垣伸、2009.4-、TBS系)

★今クール三作品のOP・EDなどについてやや感想めいたメモ+最後に分析を。

■これら今クール放送の三作品は、偶然にもすべて「!」マークの付く作品だが、それぞれその勢いをOPテーマにかけているような気がする。『けいおん!』では、主人公たちが演奏するという舞台での歌を採用している。『涼宮ハルヒ』『らきすた!』『かんなぎ』などを継承しつつも、さらにその亜種としての、主人公(たち)が演じるOPとして成功している。

■他方で『バスカッシュ!』は、アイドルグループがOPを唄いながら演じるというスタイルを取るが、意外性に乏しい。作画の美しさや歌と画像とのマッチングなどは良いと感じるのだが、すでに新境地を開拓された分野「演じるオープニング」ではインパクトが薄い。

■さらに『夏のあらし!』は「昭和」をイメージしたOPであり、主人公たちが歌うわけではないが、その歌『わたしだけにかけて』のインパクトと登場人物を幾度と繰り返し登場させる手法は効果的だ。ちなみにEDで主人公が歌うスタイルを採用しているが、キャラを明示するのではなく、暗示するような手法を取っているのでしつこさを感じない。

■さて、最後に昨今のOP・EDの特徴だが、主人公たちが「まったり、あったかい世界」をアニメ内で展開する作品では、彼女たちの世界に没入させるためにOPですでに彼女たちが前面に出て「大活躍」するわけである。その意味でも『バスカッシュ!』はそのレールに乗っていない作品であったことが、このOPの差にあらわれている。


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テーマ:けいおん! - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2009/06/08(月) 23:12:20|
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