現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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『君に届け』:アニメ表現の陳腐化を乗り越える試みか?

『夏のあらし! 春夏冬中』、『君に届け』(ともに第2話まで)

■今季アニメは、予想通りか二つの大きな要因から、アニメ作品の陳腐化が深刻化した。アニメーション自体が、「模倣」によってドラマを再生産する様式をもっている。その際に、欲望を刺激する表現の再生産がもっとも楽な再生産形態である。表現の陳腐化(過剰な萌えキャラの氾濫や謎の性描写)は、まずこのことを原因としている。

■次に、アニメ作品は構造的に製作費とは無関係に語ることができず、おりからの不況などに起因して、作品の絵自体が低下し、またストーリーの質自体も低下しているのだ。

■そんな中で、『夏のあらし!』は前作に引き続き、表現の限界を目指しつつ、「あきさせない」作りを追及している。これについては、後日、記したい。今回注目したいのは、『君に届け』である。

■主人公の極端なズレは聖女的であり、「独りマリみて」ともいえる魅力を持っている。このズレが本作では重要であり、これによって視聴者は自分自身も「さわこ」を通じて、カタルシスを感じるのである。また、「主人公たち」も、さわこと同様の聖なるベクトルに向いているキャラでもある。

■性ではなく、聖を用いたことで、本作は今季アニメの中でも際立った存在感を見せている。



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  1. 2009/10/14(水) 02:05:16|
  2. 伝えようとするアニメ
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  1. 2012/04/08(日) 14:35:45 |

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色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

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