現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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痛さとアニメ:『ぼくらの』(2)

前回の続きです。

■さて続いては、話を戻して5~8話の第二の特徴として、大人の持つ「子供の頃の記憶」に対する『ぼくらの』の発するメッセージについて考えてみたい。大人はいつも「子供時代の記憶」を想起し、再解釈し、また再現化したりする。だが、よく考えてみると、子供も「より子供の記憶」を再解釈し、その痛みの中に生きているのだ。

■本作品の第8話の千鶴は、最期に昔(幼少)の自分を思い出す。これから死を迎えるという極限状態が、彼女をそこまで大人に成長させたと解釈してもよいが、自分の記憶(場合によってはトラウマ)と向き合い受け入れることは、子供・大人などという区分関係なく一生行い続ける行為だ。この描写は、「記憶」を大人の専売特許にしている社会の現状や子供を「一個人」ではなく「子供」としてしか見ない現況へと鋭く突き刺さっている。

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テーマ:ぼくらの - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/06/27(水) 07:24:39|
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批評によって「アニメをより面白く」がモットーです。
色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

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