現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

巨大な「セカイ」は身近にある:『巌窟王』

『巌窟王』(前田真宏監督、2004-2005)全24話。
公式HP
☆東京国際アニメフェア2005、テレビ部門最優秀賞受賞

■2007年6月現在、『ロミオ×ジュリエット』にハマッているので、見始めたアニメ。本ブログ記事の『ロミ×ジュリ』でも触れたように、「大人のためのアニメ」として製作された本作品は、原作へのアレンジメントでかなり愉しめる。

■『巌窟王』の中で繰り返し強調されるのは、パリという囲われた大都会とそこで権力のやり取りをおこなう人間たちだ。当然、それがいかに「狭い世界」での出来事かは視聴者からすれば手に取るようにわかる仕組みになっている。

■本作品では、その狭い世界の中で迷う主人公(アルベール)たちを描写している。しかも彼らを苦しめているのは、原作での主人公『巌窟王、モンテ・クリスト伯爵』であり、クリスト伯爵自身も、昔の友人たちがこの狭い世界を獲得するための犠牲となった人間であった点にも注目すべきだろう。

■主人公たちは、幾度となく「セカイ」に翻弄される。それは自分の両親たちが作り出したセカイであるにも関わらず、だ。この点が本作品では巧みに表現されているといえる。

gankutuou

スポンサーサイト

テーマ:映像・アニメーション - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/06/28(木) 08:42:49|
  2. 巌窟王
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<こどもに注目するが故の陥穽:『ぼくらの』(3) | ホーム | 痛さとアニメ:『ぼくらの』(2)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://animecritic.blog108.fc2.com/tb.php/22-24bdfea9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

anicri

Author:anicri
批評によって「アニメをより面白く」がモットーです。
色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログ アニメ映画へ にほんブログ村 アニメブログ 新世紀アニメへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ サブカルチャー論へ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。