現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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死の意味の希薄化と物語の展開:『ぼくらの』(4)

『ぼくらの』(森田宏幸監督、2007年7月現在放送中)
公式サイト
現在、13話『地球』まで視聴しました。

■人が生の感動に慣れてしまっているように、死も度重なればその悲しみにも慣れてしまうものだ。特にアニメーションという表象ともなれば慣れは現実世界よりも早く訪れる。

■本作品では、ほぼ毎回登場人物の死が訪れるために、前半から「死の意味」をめぐるストーリーが続いてきた。それはある時には突然のものであり、ある時には生へとつながる死として表現されてきた。やはり、この死の意味が「新鮮」であった第5話~8話の千鶴編の出来は非常に良かった。

■9話以降、死と生を結びつけた話が続いたが、13話にいたって話は大きく展開した。むしろ、このブログで取り扱ってきたテーマからすると「セカイ」が広がったというべきか。しかし、今回で、主人公たちの「生活世界」と「セカイ」の隔たりを生み出したことで、これからどうストーリーを進めていくかが難しくなってきたといえる。つまり、「身近なセカイ」を描くことに困難さが生じた。

■そこで、作品内で死の意味が希薄になってきたことを逆に利用する展開を期待したい。

■『ぼくらの』に関しては純粋な批評というよりも、リアルタイムな日記式の期待を込めた批評的感想という形になってしまっているが、これからも『ぼくらの』に関してはこの方針で書き進めていきたい。

カテゴリー:『ぼくらの』(1)~(3)

テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1
ぼくらのDVD1

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テーマ:ぼくらの - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/07/05(木) 07:37:15|
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色んな角度からアニメを観る試みをしたいと思っています。

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