現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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13歳で死を受け入れられるか?:ぼくらの(7)

『ぼくらの』(森田宏幸監督、2007年7月現在放送中)
公式サイト

・総集編より
■この時期(7月)になると、4月スタートの2クールアニメは、総集編を組むことが多い。その中で今までたくさん記事を書いてきた『ぼくらの』に関して考えてみたい。

■『ぼくらの』のロボ操縦者はその多くが13歳であり、操縦後に死ぬ運命にある。総集編を観ていて感じたのが、彼らの死に際の決定についてだ。各々が自己の死を、正当化もしくは納得させて死んでいく。その中でも、本ブログで好評した第5話~8話のカコは印象的だ。彼は死という現実から逃げ続け、戦わずして死ぬことになった。

■そこで総集編のカコ以外の死のシーンについてだが、素朴な疑問として13歳にしてカコ以外の選択を選び取ることが出来るのかと思ってしまう。生への執着、翻って死への恐怖は思春期に高まるといってよい。つまり、少年期から思春期への万能感は、その喪失への恐れと表裏一体だ。

■『ぼくらの』では多くの場合、その矛盾を13歳の少年・少女たちの「特殊な環境」という設定に頼り解消してきた。友人の命が救える環境、親代わりの環境、家族に新しい生命の誕生などだ。

■このように、13歳で死を受け入れられるかという実は答えのない問いから、アニメ『ぼくらの』を観てみても楽しめるのではないだろうか。

・ブログ内記事:『ぼくらの』(1)~(6)
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テーマ:ぼくらの - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/07/28(土) 06:35:40|
  2. ぼくらの
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