現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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死の「平凡化」と窮屈なストーリー:『ぼくらの』(8)

『ぼくらの』(森田宏幸監督、2007年8月現在放送中)
公式サイト

■やはり、危惧していたとおりに死が慣性化してしまった。タナカ、コモダ議員の死が本話では扱われたが、象徴的意味すら持ち得ない「死」の表現になった。

■本作品は子供に注目するがゆえに、大人の「死」や、彼らの「死」に対する態度などへの注目が薄いのではないかと指摘したことがあるが、大人の死は子供以上に平凡化されてしまっている。これではやはり、大人への掘り下げは不十分であったといわざるをえない。

■そして最近の傾向として、相対的に子供への注目が薄まり、彼らが自らの死を「当たり前に」こなしていくという印象を受けてしまう。

■生活世界を取り巻く「政治」「メディア」「科学」「軍事」、いうなれば権力の恐ろしさが強調され始めているが、おそらく残話が少ない現状でこれらの各課題をまとめきるのは困難な作業だ。第二部に突入なんて可能性もあるが…

◇現在のストーリーを構成する各ファクターを簡単にまとめると…
・13歳の死
・ウシロとタナカの母子話
・コエムシたち兄妹の謎
→①「小さな」セカイ

・政治や軍、そしてメディアといった権力関係
→②「大きな」セカイ

・ジアースの存在の謎
(・コエムシたちの謎)
→物語り全体を終幕へ向かわせる決定的要素

①と②の軋轢をどう「謎」の解明と展開によって結びつけるかが見物だろう。

・ブログ内関連記事
『ぼくらの』(1)~(7)


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テーマ:ぼくらの - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/08/15(水) 20:14:03|
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