現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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なぜ子供たちは戦わねばならなかったのか?:『ぼくらの』(10)第19話まで

『ぼくらの』(森田宏幸監督、2007年8月現在放送中)
公式サイト

■いままで本ブログでは、『ぼくらの』を主にその死の表現と解釈について書いてきた。そこで、結末へ向かうにあたって、その「死」の意味を再度考えてみたい。

■命を動力源として作動するロボット(?)、ジアースに13歳の子供たちがパイロットとして登録された。負ければ地球の消滅、勝っても操縦者は死ぬという「必然的な死」を設定として、『ぼくらの』は衝撃的な作品として注目を集めた。

■必然的な死を迎えるにあたり、各パイロットである少年少女たちは、死に場所つまり死の意義を求めた。ここにこの物語のドラマである「痛さ」があった。

■しかし、その「痛さ」も残念なことに一回性、一個体の死の悲しさを物語で表現することの限界や、連続する「死」に視聴者が馴致してしまうことで希薄化しつつあった。

■そこで物語は、「親の死に様」へと展開していく。だが、未来ある子供の死ほど「痛さ」をうまく表現できるものはなく、親や大人の死はいわば「身勝手さ」が強調されることとなった。

■これから結末に向かって、ジアースをめぐる謎が明らかにされていくだろうが、その中で13歳の多くの死をどう埋め込んでいくか、どうまとめていくのかが注目されるところである。

■なぜ子供たちは戦って死なねばならなかったのか?この問いにどう答えるかを注視したい。

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テーマ:ぼくらの - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/08/22(水) 20:03:13|
  2. ぼくらの
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レビュー・評価:ぼくらの/第19話 母

品質評価 14 / 萌え評価 23 / 燃え評価 0 / ギャグ評価 2 / シリアス評価 11 / お色気評価 5 / 総合評価 10レビュー数 69 件 古茂田議員は暗殺され、彼を護衛していた美純もまた命を落としてしまった。形見となったマフラーとワンピースを、保は打ちひしがれた気持ちのまま
  1. 2007/09/03(月) 14:13:59 |
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