現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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少年の欲望を満たすアニメ?:『天元突破グレンラガン』第23話まで

『天元突破グレンラガン』(今石洋之監督、2007年9月現在放送中)、公式HP
■最終話にむけて勢いづいてきた本作品。十分に面白い作品だ。しかし、結末に向かっての深みが感じられない。今までの記事で触れたように、4部構成による時間的な成長過程などは非常にうまく描かれている。しかし、どんどん大きくなる障害をハートと気合で「突き抜けていく」という展開は、本作品がテーマとしている「螺旋パワー」の業(成長し続け、破壊し続ける等)そのものではないのか?この矛盾や問題性に対しての回答が得られない限り、本作は現代アニメとして成功しているとはいえないだろう。

■これには朝8時代からのアニメとして、視聴対象への配慮は重要だ。もともと製作側が「いい年した輩が朝からアニメを見るな」という態度であるならば、何も言うことはないだろう。この態度には一理あるからだ。むしろ、これはオトナの幼稚化への一撃でもある。また穿った見方をすれば、社長辞任を含めて問題を引き起こしている本作であるからこそ、アニメを純粋に「子供のもの」に引き戻したいという気持ちが現れているのかもしれない。

■ただし今や、宮崎アニメを代表としてアニメ・漫画が「いい年した輩」が観ることは日本では常態化し、日本アカデミー賞にアニメ部門が設立されることになった。このことの影響も含め、メディア産業の構造も根本的に変化している。その中で多くのアニメファンを捉えた『天元突破グレンラガン』がどのように位置づけられるのだろうか。フィナーレを注視したい。

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テーマ:天元突破グレンラガン - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/09/08(土) 08:54:16|
  2. 天元突破グレンラガン
  3. | トラックバック:1
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レビュー・評価:天元突破グレンラガン/第23話「行くぞ 最後の戦いだ」

品質評価 30 / 萌え評価 15 / 燃え評価 19 / ギャグ評価 7 / シリアス評価 27 / お色気評価 11 / 総合評価 18レビュー数 186 件 圧倒的なアンチスパイラルの猛攻を防ぎきり、逆転勝利を収めた大グレン団。 その勝利の余韻も覚めやらぬまま、アンチスパイラルの本拠地探...
  1. 2007/09/14(金) 23:17:11 |
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