現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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「身近な萌え」に潜む恐怖:『ひぐらしのなく頃に』

ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』(今千秋、2006・2007年)

■『ひぐらしのなく頃に』は、「萌え」とホラーサスペンス要素を混在させた作品である。

■人は自分の日常性の中に潜むものをもっとも恐れる。遠くの国で戦争が起こっていても、遠い町で殺人事件が起こっても、それらは世間話として消費する対象にすぎない場合が多い。これは、一種の想像力の欠如として片付けてもよいし、一方で、そう考えないと精神を安定させ正常ではいられないという心理的予防も働いているともいえるだろう。

■『ひぐらし』が人気を博した理由は、萌え系キャラが豹変したり、謎の死を遂げたりする点にあるといってよいだろう。そこで平和的ユートピア的な精神世界としての「萌え」が「おそろしきもの」へと変貌するところにホラーがある。

■「萌え」が、視聴者にとってまさに親近的なものとして意識されてる限りにおいて恐怖を呼び起こす。ストーリー面などお世辞にも質が高いとはいえない本作品が人気を得ていることこそが、「萌え」の広範化を示すバロメーターとして捉えうるだろう。

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テーマ:ひぐらしのなく頃に解 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2007/09/17(月) 00:19:29|
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