現代アニメ批評-アニメをさらにおもしろく-

現代アニメのストーリー面を主に批評していくブログです。自分の着想や視角をアニメーションをよりおもしろく観る「補助線」として書き綴っていきます。

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コトバからキモチへ、想像を現実につなぐ:『キングゲイナー』

『Overmanキングゲイナー』(富野由悠季監督、2002~2003年)
HP:http://www.wowow.co.jp/drama_anime/king/

■本作は、明るい富野作品として知られる。つまり、終盤でのメッセージ性のある「死」以外は、「死」の匂いは薄められており、また「敵を倒す」や「戦争する」ことが目的なのではなく、「エクソダス」をテーマとしている点も特徴的だ。

■当然、この「エクソダス」がキータームとなる。そして、エクソダスを逃亡としてネガティブに捉えるのではなく、新たな一歩、希望あふれるものとして伝えている点に注目したい。コトバを感じられればチカラであるとオープニングテーマでも歌われているが、そのまま本作内部にこのメッセージが埋め込まれている。

■特に印象的であったのは、アニメやゲームを悪魔視する現代メディアなどに対する批判と同時に、視聴者(アニメファン)に対する強いメッセージだ。つまり、2007年には顕著だったが、残虐殺人事件が発生したらそのアニメ・ゲームが非難される現状に対して、そして、一般的に自分の(想像)世界の中で遊ぶのが好きなアニメファンの性格に対してのメッセージだ。それは、「アニメやゲームのフィクション」も現実へとつなげる想像力を持っていればチカラとなるというものである。

■最近の「~ねばらない」「~てはならない」型の窮屈な現状から、ポジティブにエクソダスを実行することへの勇気を感じさせてくれる良作であった。
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テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2008/04/06(日) 02:17:42|
  2. 伝えようとするアニメ
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  4. | コメント:0
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